tag:blogger.com,1999:blog-9069048217005779399.post8497975261447837443..comments2023-11-02T22:06:42.209+09:00Comments on 「別無工夫」日記 by toshi fujiwara: 福島第一原発では何が起っているのか?藤原敏史 Toshi Fujiwara 【映画作家】http://www.blogger.com/profile/05543309061440180932noreply@blogger.comBlogger8125tag:blogger.com,1999:blog-9069048217005779399.post-85500134184943587872011-04-10T15:34:42.936+09:002011-04-10T15:34:42.936+09:00捕足・訂正。水素爆発について、米在住の作家冷泉彰彦氏のメルマガより転載です。
「8日の夜に安全・保安...捕足・訂正。水素爆発について、米在住の作家冷泉彰彦氏のメルマガより転載です。<br />「8日の夜に安全・保安院から「1号機、3号機の水素爆発は想定外」という発言があったようです。ですが、アメリカの専門家によればGEのこのタイプの炉では、「最悪の場合はベントを建屋内」に行って圧力容器の水蒸気爆発を防止するのは仕様のようです。何故「建屋内」にベントするのかというと、放射性物質をいきなり外気に放出はしたくないからであり、にもかかわらず建屋内での水素濃度が上がって爆発する際には、わざと格納容器を守っている建屋のコンクリ構造を上三分の一だけ「鉄骨と薄い板」にしてあるので、そこが壊れることで爆発の衝撃波を吸収して建屋の下半分を守る、それも設計上の仕様だというのです。<br /> これは、スタンフォード大学のCISAC(国際安全保障協力センター)の客員で、仏アレヴァ社系列の燃料処理企業の現役の幹部、また元IAEAの研究員であったアラン・ハンセン氏がハッキリそう発言しており、同氏の示したスライドでは、そのプロセスが図示されています。またCNNが3号機の水素爆発を「中継」していた際に、宮城県で恐怖感にかられていたキャスターのアンダーソン・クーパーに対して、リアルタイムでMIT=SSP(マサチューセッツ工科大学、セキュリティ研究プログラム)のジム・ウォルシュ研究員が「大丈夫、それは水素爆発だから、それは起きるように設計されているのだから」と発言しています。」<br /> http://ryumurakami.jmm.co.jp/藤原敏史 Toshi Fujiwara 【映画作家】https://www.blogger.com/profile/05543309061440180932noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-9069048217005779399.post-70258489523687580512011-04-10T15:33:39.318+09:002011-04-10T15:33:39.318+09:00このコメントは投稿者によって削除されました。藤原敏史 Toshi Fujiwara 【映画作家】https://www.blogger.com/profile/05543309061440180932noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-9069048217005779399.post-33781864788605685422011-03-29T22:51:25.048+09:002011-03-29T22:51:25.048+09:003/28日深夜に、周辺の土からプルトニウムが微量に検出されたことが発表された。…と言うと事態が急変し...3/28日深夜に、周辺の土からプルトニウムが微量に検出されたことが発表された。…と言うと事態が急変したように思われるが、これは3/21だったかに採取されたサンプルの分析結果。微量だし流出経路の確定は難しいが、3号炉の使用済み燃料保存プール周辺の火災と関係するのかも知れず、水素爆発があった際に1号か3号の使用済み燃料保存プールあたりから飛散したのかも知れず、また原子炉から水蒸気を抜く際に出た可能性も、と言ったところ。プルトニウムは三号炉のウラン/プルトニウム混合燃料からだけでなく、核分裂反応ではウランからプルトニウムが出るので、どの炉から出たものでもおかしくはないのだろう。実はそんなに大騒ぎすることでもない、想定の範囲内。藤原敏史 Toshi Fujiwara 【映画作家】https://www.blogger.com/profile/05543309061440180932noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-9069048217005779399.post-54693602901186384632011-03-28T15:29:54.439+09:002011-03-28T15:29:54.439+09:00水素爆発の原因となる水素の発生は、被覆材であるジルコニウム合金が高温の水蒸気に晒されることによる酸化...水素爆発の原因となる水素の発生は、被覆材であるジルコニウム合金が高温の水蒸気に晒されることによる酸化ですね。酸素との結合力が水素分子よりも高い金属は水分子から酸素原子を奪います。H2OからOを奪えば、残ったものは水素ですね。高温の水蒸気が酸素と水素に分離することはあり得ますが、プラズマクラスの温度なので、今回はそこまで高温化はしていいまいかと。一応補足です。Unknownhttps://www.blogger.com/profile/18163202465261479008noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-9069048217005779399.post-73548263260108727512011-03-28T11:56:41.221+09:002011-03-28T11:56:41.221+09:00「既に手遅れなのか、リカバリー可能なのか」を見極めるためには、結局のところ中央制御室の機能を回復させ...「既に手遅れなのか、リカバリー可能なのか」を見極めるためには、結局のところ中央制御室の機能を回復させるしかありません。今出ている極めて限定的なデータで見る限りは、可能です。ただしそのデータの意味するところを特定するためのデータが、停電で計器が動いていない現状では、足りないのです。原子力とはそういうものです。最初からそれは分かり切ったことであり、不安になろうがなにをしようが、変わりはありません。藤原敏史 Toshi Fujiwara 【映画作家】https://www.blogger.com/profile/05543309061440180932noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-9069048217005779399.post-48891290094476794922011-03-27T17:55:24.073+09:002011-03-27T17:55:24.073+09:00追記:海水を使うことは、原子炉は中性子を発するので、真水だと水分子だけだからそれを前提に設計していて...追記:海水を使うことは、原子炉は中性子を発するので、真水だと水分子だけだからそれを前提に設計していて、ホウ酸を混入してその中性子線を押さえられるのが、海水は不純物が多いのでその分子に中性子が当たってしまうという危険もあるそうです。藤原敏史 Toshi Fujiwara 【映画作家】https://www.blogger.com/profile/05543309061440180932noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-9069048217005779399.post-49898738973670042932011-03-27T13:50:24.896+09:002011-03-27T13:50:24.896+09:00同感です!同感です!Anonymousnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-9069048217005779399.post-55181168622472764752011-03-27T00:52:42.498+09:002011-03-27T00:52:42.498+09:00シンプルな説明ですね。ありがとうございます。
でもそれでもわからない理由は、現段階が「既に手遅れな...シンプルな説明ですね。ありがとうございます。<br /><br />でもそれでもわからない理由は、現段階が「既に手遅れなのか、リカバリー可能なのか」わからないから。だって核物質ですよ。そう聞いたら日本人は落ち着いていらせません。<br /><br />そこの説明も必要だと思います。Anonymousnoreply@blogger.com