「別無工夫」日記 by toshi fujiwara
題名は室町時代の禅僧・夢窓疎石の言葉で「別に工夫なし」。ここはそんな境地にいつか到達したい、日本ではまだ有名でない映画監督・藤原敏史が勝手に愚痴ってるブログです
3/08/2008
ヘンな映画の売り方
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ジャック・リヴェットの最新作『斧に触れるべからず Ne touchez pas la hache』を見た。リヴェットだからヘンな映画であることは覚悟していたが、一見リヴェットにしては原作に忠実に台詞をちゃんと書いて、まともにやってるように見えて、実はリヴェット映画のなかでも極めつ...
2/21/2008
いったいこの国は何を守っているのか?PART2
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またも防衛関係の不祥事だ。なにしろ最新鋭の自衛艦が事故で漁船を撃沈してしまっただけでもおおごとなのだが、事情が多少は分かって来るに連れて、まず「普通絶対にあり得ないだろ、そんなの?」と耳を疑うような人為的ミスだった疑いが濃厚になって来た。だいたい自衛艦が漁船を目視した時間が事故当...
2/12/2008
いったいこの国は何を守っているのか?
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沖縄でまた起った米兵による日本人少女暴行事件で、「遺憾の意」を表明しに(謝罪に来るのが筋だと思うが…)沖縄県知事を訪問した米四軍調整官が、日本側への捜査協力について「Okinawa City Police」と言っていた。おひおひ、相手は沖縄県警だから「prefecture」だろう...
2/06/2008
ドキュメンタリー映画の可能性…今の日本における限界
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フォトジャーナリスト、広河隆一氏がかれこれ40年近くものあいだこつこつとパレスティナ問題を取材して来た際に撮影したフッテージを編集したドキュメンタリー『ナクバ』を見た。たとえばマグナムの重鎮レイモン・ドパルドン御大がなかなか優れた映画作家だったりもするし、広河隆一氏はとてもパワフ...
1/21/2008
地方の文化を考える(東京から見えること)
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「東京から見えること」というわけで写真は東京の風景にしました。いろいろウザい街ながら、やっぱりこうやって見ると凄いですね。こんなとんでもない都市は世界でも滅多にありません。真似なんてやりようがないだろうし。 さて昨日は飯塚さんの映画『映画の都、ふたたび』を、映画による日本人論、現...
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