「別無工夫」日記 by toshi fujiwara
題名は室町時代の禅僧・夢窓疎石の言葉で「別に工夫なし」。ここはそんな境地にいつか到達したい、日本ではまだ有名でない映画監督・藤原敏史が勝手に愚痴ってるブログです
4/24/2011
原子力発電所と共に生きるということ
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いわき市・小名浜漁港の漁師。岸壁には津波で打ち上げられたままの漁船が。地震以降、出港も出来ず仕事もないなかで、「復興」などまるで考えられないという。 承前 。福島第一原発から20kmの範囲の、先週金曜から「警戒区域」として立ち入り禁止になってしまった地域を主に2日間...
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4/23/2011
福島第一原発の周囲へ行って来ました
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福島第一原発より5Kmほどの地点、浪江町 請戸港の津波被害 4月21日に撮影 ©2011, Aliocha films, inc. 4月20日から三日間、福島県浜通り、今では「福島第一原発がある地域」として有名になってしまった地域に行って来た。いわゆる20Km圏...
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4/17/2011
エドワード・ヤン、「人生は本当はシンプルなものだ」
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エドワード・ヤン 『Yi Yi: a one and a two』 (2000) エドワード・ヤン が中国語ではただ「一」という数字の二度繰り返し、英語題は「一と二」とだけ名付けた遺作、日本の公開題名は主人公一家の末息子の名前をとって「ヤンヤン 夏の想い出」となった、この上...
4/13/2011
原発事故があらわにした日本人の差別の構造
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中島みゆき 『顔のない街の中で』 この歌を菅直人首相に聴いて欲しいし、「放射能怖い」が露骨な被曝差別になってる人、「福島で今避難しないのは」とか恐怖を煽っている人たち、その一方でそれでも原子力発電は日本に必要だ(=多少の犠牲はやむを得ない)と思っている人すべてに、聴いて欲しい...
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4/08/2011
3月11日から4週間
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黒沢清 『トウキョウソナタ』 より、 ドビュッシー「月の光」 3月11日金曜日から、4週間が経った。その直前の木曜の夜にはマグニチュード7.1、最大震度は6強を記録する、普通ならそれだけでも充分に大地震と呼ばれるはずの余震で、東北地方は大停電だという。 先の見えない不...
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