「別無工夫」日記 by toshi fujiwara

題名は室町時代の禅僧・夢窓疎石の言葉で「別に工夫なし」。ここはそんな境地にいつか到達したい、日本ではまだ有名でない映画監督・藤原敏史が勝手に愚痴ってるブログです

10/22/2012

龍安寺の石庭を見る “正しい順番” について

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所用で京都に行って来たついでに、(実はこれまで機会がなく、初めて)龍安寺の石庭を訪ねたのだが、観光客の入り口である庫裏から、方丈に入って石庭に面したところで写真を撮ると、なにかおかしいのである。 いや写真を撮るまでもなく、見るだけでなにかおかしいのだが、写真を撮ろうとする...
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10/15/2012

ジャック・ドゥミーとロマンチシズム〜『都会のひと部屋』

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『都会のひと部屋』ドミニク・サンダ 承前 。ジャック・ドゥミーの映画では、しばしばロマン主義的な意味での「究極の愛」が大きな役割を演ずる。 日本語で言えば「赤い糸」、「運命の人」、プラトン的な神話で言えば「この世界の始まりに分かれてしまった自分の片割れ(それと再会す...
10/08/2012

社会派映画作家としてのジャック・ドゥミー

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『都会のひと部屋』ダニエル・ダリュー、ドミニク・サンダ Romantic love、「ロマンチックな愛」と訳してしまうと、今では別の意味でとらえられてしまいそうなので、「ロマン主義的な愛」と言うべきかも知れない。「あなたなしには生きて行けない」、愛し合うことが生きることに...
10/04/2012

トルコで『無人地帯』を上映して来ました

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前項 でも触れた通り、トルコの地中海岸に近いアダナ市で、『無人地帯』を上映して来た。 市行政の主催で、映画祭のポスターには市長をあしらったものも多く、そしてトルコにはそこらじゅうに、共和国の建国の祖であるアタトゥルクの肖像が飾ってある社会でもある。 そんな映画祭なの...
10/03/2012

テオ・アンゲロプロスのこと

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今年の 1月に急な事故で亡くなったテオ・アンゲロプロス について、夫人であり製作も手がけて来たフィービー・エコノモプロスにたまたま会う機会があり、やっと真相を詳しく知ることができた。 トルコ第3だか第4くらいの都市、シリア国境にも近い アダナ市 で行われたアルティン・コ...
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藤原敏史 Toshi Fujiwara 【映画作家】
2006 ぼくらはもう帰れない We Can't Go Home Again 2007 映画は生き物の記録であるー土本典昭の仕事 2008 フェンス FENCE 2011 無人地帯 No Man's Zone
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